特別養護老人ホームを支えるスタッフ・生活相談員など

特別養護老人ホームでは介護要員の他にも生活相談員、介護支援専門員(ケアマネージャー)、看護職員、栄養士、調理師、医師、理学療法士、事務職員などのスタッフがいます。

●生活相談員
入所する人の受け入れや、すでに入居している人に対する相談の他、家族からの相談なども受け入れます。また各機関に働きかけて入所者を紹介してもらうことも重要な任務です。この場合は居宅介護支援事業所や市区町村役場などに相談します。また一般の介護スタッフと同様の介護も行いますし、場合によっては事務や介護保険に関する手続きの事務などを行う場合もあります。生活相談員の勤務体制は日勤の場合が多くなっています。

●介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護支援専門員は新たに入所する人のケアプランを作成したり、モニタリングと呼ばれる要介護者の経過観察、またケアプランの見直しや入所者の家族に対してそれらの内容を連絡したりします。有料老人ホームでは在宅のケアマネージャーに比較すると多様で複雑なプラン作成までは求められませんが主に介護計画を作成することが多くなります。介護保険制度が導入される以前はこうした介護計画は介護主任などが行っていましたが制度が改正されるとともにそうした任務は介護支援専門員の手にゆだねられるようになりました。

介護支援専門員の勤務体制は生活相談員同様日勤となる場合が多いようです。採用については介護支援専門員の資格を有することが条件となります。1施設につき1,2人程度を配置している場合が多いようです。

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特別養護老人ホームを支えるスタッフ・介護職員

特別養護老人ホームでは介護保険制度上の職員配置最低基準によって入所者3人につき1人を配置することが義務付けられています。特別養護老人ホームではどのようなスタッフが要介護者たちの日常を支えているのでしょうか。

●介護職員の職種別では
ケアワーカー(介護福祉士)、ケアスタッフ、介護ヘルパーなどのスタッフが要介護者の食事介助、入浴介助、排泄介助、おむつの交換、着替えの介助、レクレーションの運営などの他、入所者たちの相談にのったり、話し相手になってあげることなども重要な任務の一つです。

スタッフの勤務体制を標準的な例で見てみると、
早番(7:00-16:00時)、日勤(9:00?18:00時)、遅番(10:30-翌朝9:30時)の3交代制が一般的ですが、夜勤の頻度は月4-6回程度、また勤務体制としては4週8休などが一般的のようです。また特別養護老人ホームへの採用については介護保険制度上での介護職員に対して求められる資格はとくにありません。実際には無資格者であっても働くことが可能です。

しかし実際の求人広告などを見る限りでは、特別養護老人ホームの場合で、最低でもホームヘルパー2級修了以上程度でなければ就職は難しいようです。最近では待遇の面での優遇を期待して介護福祉士の資格を目指す人も多く、実際の求人の場でも介護福祉士は比較的容易に採用される場合が多いと言えるようです。

介護の現場はかなり厳しい職場です。自分自身でモラルの維持や技術の向上を心がけるようなタイプの人でないと安定して働き続けることは困難かも知れません。

Filed under: 特別養護老人ホームの基礎知識 — 22:51:00

特別養護老人ホームの生活の一日の流れ

特別養護老人ホームでは毎日どのようなスケジュールで生活が送られているのでしょうか。ここでは平均的な時間割スケジュールをもとに見てみましょう。

●ホームでの1日
5:30 排泄支援
6:00 起床・着替え・洗面
8:00 朝食・口腔内のケア・服薬介助
9:00 体操
9:30 服薬支援
10:00 リハビリ訓練
10:30 入浴(週2回程度)
12:00 昼食・口腔内のケア
12:30 排泄支援
13:00 静養・休養・自由時間
14:00 体操・嘱託医の回診(週)1回程度・外来受診・PT(週2回程度)
14:30 お茶の時間・おやつ・レクレーション・各行事
15:00 クラブ活動
18:00 夕食・口腔内のケア・着替え・服薬介助
21:00 消灯・就寝

意外にも分刻みでスケジュールが立てられているという感じがします。またこの他にも寝たきりの老人などに対しては体位の交換や失禁者の介助、また夜間に眠れない要介護者への対応なども行われています。レクレーションの時間では各要介護者の可能な範囲で、ちぎり絵、絵手紙の作成、コーラス、お抹茶の稽古、ゲームなど様々なメニューで行います。

また要介護者などでは特に歯科のトラブルは摂食障害などにもつながりやすいので毎食後には丁寧に口腔内のケアの指導が行われます。この他各特別養護老人ホームによっては、理容や毛染めなどのできる散髪サービスが受けられる日なども決められています。

クラブ活動は各老人ホームによって様々ですが生け花、音楽や楽器、指を用いた編み物、書道などの他軽く体を動かすストレッチなどもあります。

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特別養護老人ホーム入居にかかる費用

特別養護老人ホームの魅力は寝たきりの老人などでも入居できることと(有料老人ホームの場合には寝たきりになると契約解消しなければなりません。)、利用料が有料老人ホームに比べるとかなり割安となっていることです。そのためほとんどの特別養護老人ホームでは入居の順番待ちとなっています。また入居には介護優先度の高い人から順に入居できるというルールがあるため、中には数年待ちという場合もあります。

さて費用が割安であるといっても全てが無料になると言うわけではありません。それ相応の費用がかかってきます。主な費用はどのくらいかかるのでしょうか。

実は特別養護老人ホームにかかる費用は?一ではありません。入居者の要介護度によって必要される介護のレベルも全く違ってくるからです。

有料老人ホームと違って入居一時金などは必要ありません。入所にかかる費用としては介護福祉施設サービス費に基づく利用者負担分の他に、居住利用費が6?15万円ほどかかり、また食費なども費用がかかります。

居住費に幅があるのは各と別養護老人ホームによってユニットケアのサービス導入をしているかどうかによって大きく差が出てきます。ユニットケアとは、各施設の職員が要介護者などの利用者の看護や介護あるいは要望や苦情に迅速に対応できるようにある程度規模を縮小した介護施設のことです。ユニットケアを導入している場合には居住費は高めになります。また部屋が相部屋か個室かでも費用は大きく変化します。

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